5月20日は世界が動いた日|歴史的事件と偉業を一挙紹介
5月20日は、世界史・日本史ともに重要な出来事が数多く起こった日です。
大航海時代の英雄の最期から、空の冒険者による偉業達成、そして税制改革の起点となった提言まで、多彩な歴史がこの日に刻まれています。
本記事では、そんな5月20日の主要な歴史的トピックを紹介します。
日本における5月20日の主な出来事
1949年 シャウプ勧告が発表される
第二次世界大戦後の日本再建の中で、アメリカの経済学者カール・シャウプによる
「シャウプ勧告」が発表されたのが1949年5月20日です。
この勧告は、日本の税制を近代的・公平なものへと大改革するための提案であり、
戦後の税制整備に大きな影響を与えました。
現在の所得税や法人税の基礎も、この勧告によって生まれたとされています。
2014年 安倍首相が集団的自衛権の行使容認を検討表明
2014年5月20日、当時の安倍晋三首相が記者会見で、
憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する方向性を打ち出しました。
これは戦後日本の安全保障政策にとって重大な転換点となり、
その後の法整備や日米同盟の枠組みにも大きな影響を与えました。
世界で起きた5月20日の出来事
1506年 コロンブスの死去
アメリカ大陸を“発見”した航海者クリストファー・コロンブスがこの日スペインで亡くなりました。彼の航海はヨーロッパとアメリカ大陸の歴史を大きく変えるきっかけとなり、
いわゆる「大航海時代」の象徴でもあります。
1873年 メートル条約締結(世界計量記念日)
1873年5月20日、17か国による「メートル条約」が締結され、
国際度量衡局(BIPM)が設立されました。
この日を記念して、現在では「世界計量記念日」として、
科学・工業・貿易の分野で広く祝われています。
1927年 リンドバーグが大西洋横断単独無着陸飛行を開始
アメリカのパイロット、チャールズ・リンドバーグがニューヨークからパリへ向けて
「スピリット・オブ・セントルイス号」で史上初の大西洋横断単独無着陸飛行を開始しました。
この飛行は33時間かけて成功し、世界中の人々に勇気と夢を与えました。
1969年 ソ連が火星探査機マルス2号を打ち上げ
宇宙開発競争が激しさを増していた冷戦時代、
ソビエト連邦が火星探査機「マルス2号」を打ち上げました。
火星に接近した最初の探査機のひとつであり、
人類の宇宙探査の新たな一歩となりました。
5月20日生まれの著名人
- オノ・ヨーコ(1933年生) – 芸術家・音楽家・平和活動家。
ジョン・レノンの妻としても知られる。 - シェール(Cher)(1946年生) – アメリカのシンガー・女優。
グラミー賞やアカデミー賞など多数受賞。 - ロドリゴ・ドゥテルテ(1945年生) – フィリピン第16代大統領。
犯罪撲滅政策で国際的な注目を浴びた政治家。
まとめ
5月20日は、世界中で歴史を動かすような大きな出来事が数多く起こった日です。
コロンブスの死、リンドバーグの偉業、税制改革の起点など、
それぞれの時代における「節目」を象徴しています。
今日という日をきっかけに、歴史に思いを馳せてみるのもよいかもしれません。
よくある質問 Q&A
Q. 5月20日は何の日ですか?
A. 世界計量記念日であり、また航空史や税制史でも重要な出来事があった歴史的な日です。
Q. リンドバーグの飛行はどのくらいの時間かかりましたか?
A. 約33時間かけてニューヨークからパリまで無着陸で飛行し、
史上初の大西洋単独横断飛行を成功させました。
Q. シャウプ勧告とは何ですか?
A. 戦後日本の税制改革のためにアメリカのカール・シャウプが出した提言で、
現在の所得税や法人税制度の基礎を築いたものです。
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